完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第5章 完璧引っ越しと憂鬱な初夜
で――――…
部屋に入り鍵をかけ…自分の部屋だと曽根に言われた私の部屋に逃げ込んだ訳だが…
ど~考えても…曽根の部屋と繋がっている気がしてならない…
とりあえず…全ての部屋をチェックして…鍵をかけて…
シャワーを浴びて寝室に向かうと――――…
何故か…曽根が私の脱いだパンストをクンクンと嗅いでいる!
「///あっ、ライカァ…///今日も1日お疲れ様!お風呂上がりのライカ…萌えます!」
「…どこから入ってきた…、私にはプライベートは無いのでしょうか?」
髪の水気をタオルで拭っていると…曽根がイソイソとドライヤーを手に取りソワソワし始めた
「///ベリーショートですけど…ちゃんと乾かさないと…風邪を引いてしまいます…どうぞ♪」
「どうぞって――――…」
曽根は私の髪を乾かしたいのか…ニコニコと手を広げる…