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完璧な駄犬と憂鬱な秘書

第8章 完璧な誕生日と憂鬱なプレゼント


案の定…


役員会議は時間を大幅に押して終了した



「社長、今日はお誕生日なんですよね!遅くなってしまいましたし、我々と食事でもいかがですか?

美味しい、寿司を食べさせる店を見つけたんですよ!」



役員の一人があからさまに曽根を接待しようとすり寄る


曽根は困った顔をした…




「申し訳ございません…社長はこのあとプライベートで予定が入っておりましたので、食事などの親睦を深める機会は日を改めて頂けるとありがたいのですが――――…」








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