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完璧な駄犬と憂鬱な秘書

第8章 完璧な誕生日と憂鬱なプレゼント


私の部屋と曽根の部屋を結ぶ廊下はそんなに長くないはずなのに…とても長く感じた


扉の前に着くと…曽根は「///もう、ついてしまった…」と、落胆の色を見せた



まだ、曽根と私の間には温度差があるらしい…



私自身はサディストの才能は無いと思うのだが…


曽根は、私のどの部分にS要素を見いだしなのだろうか?



「そんなにその体勢が気に入っているのなら…このまま朝までそこに四つん這いでいますか?」


「///キャン!ラ…ライカァ…ごめんなさぃ…」



曽根は、置いていかれると思ってのか頭を下げて謝った…


謝りの出だしに“キャン”と、嬉し鳴きが聞こえたが…多目に見ることにする…




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