
完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第3章 完璧な仕事と憂鬱なプライベート
丸井さんは今にも泣きそうな顔で会長室と曽根を見つめている…
「訴えたら…どうですか?犯人は分かっているんですよね?」
「////…多分…元カレだとは思うんです…でも――――…“知らない”の一点張りで…」
隣で春日さんがタブレットで操作し…「あっ…」と、共に出てきたのが…
丸井さんの――――…プライベートなベッドの中での動画だった!
「///こ、これは――――…酷い…モザイクも何も無しです!」
「///みっ!見ないでください!!」
慌てて削除依頼と削除作業に入ったが――――…いたちごっこだと言う
「///多分…削除しても――――…新しいのを上げている気がするんです…」
最悪である――――…あんなのが…世界中にばらまかれたと思うと…
いたたまれない…
つ~か…ハメ撮り…ラブラブ度MAX時…やりがちだけど…
別れたあとに…こう言う使い方をするやからがいるから…私は絶対に撮らせないけどね――――…
