
完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第3章 完璧な仕事と憂鬱なプライベート
社長室に資料を置き、下のロビーで持っている曽根の元へと向かう
と、案の定…飲み会に行くであろう社員に囲まれていた
「社長――――…お待たせいたしました。こちらカバンでございます…」
「///あっ、神谷さん――――…あ、ありがとう」
あからさまに、焦っている…
まだ、結束バンドは着用と見える――――…バカなのか?!この人は…
「では、会場までお送り致します」
「///あ、秘書の神谷さんは一緒では無いんですか?」
女子力の高そうな子が私を上目使いで探りをいてれ来た
なんとも…私と対照的な子でしょう…
私は業務を円滑に行うため…ダークよりのパンツスーツにベリーショートの髪型…ヒールはあるが動きやすい5センチ前後が定番だが…
いま、私の目の前でブリブリしている子は…
ふんわり巻き髪、ヒール5センチ以上…愛されワンピースはレース多目の出で立ちである…
