テキストサイズ

完璧な駄犬と憂鬱な秘書

第3章 完璧な仕事と憂鬱なプライベート


「では、資料を運び…カバンなど社長の私物を持って来ますので待っていてください」



曽根に頭を下げ――――…エレベーターを見送る



その間も曽根は不安そうで…でも、嬉しそうに私を見つめていた




ドMのド変態曽根は…私のこの行動に…確実に興奮しているだろう――――…だが、下半身を縛られている状態で勃起なんぞしようものなら…



物凄い痛みを伴うに違いない…



だが…曽根はその痛みさえも嬉しく…涙を泣かして喜んでいるだろう



だが、社員の手前――――…そんなことも出来ず…


早速、ハサミで結束バンドを切るしかないだろう



私は、オロオロしながら曽根が結束バンドを自分で切る姿を想像して笑ってしまった



ストーリーメニュー

TOPTOPへ