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好きにさせて

第13章 不通

それから
茜が俺の部屋に来たのは
3日後

俺が夜勤明けの
夜中やった

茜は仕事帰りで
時間はもう
12時が近い

「お疲れさん。
風呂、入るか?」

「そうさせてもらってもいい?」

「かまへんで」

「パジャマ持ってきたか?」

「うん、持ってきたけど
どうしたの?」

「あれ、好きやねん(笑)」

「そう…なの?」

「手触りが気持ちええから」

「そっか(笑)
じゃ、お風呂入ってくるね」

「あ、茜」

「ん?」


俺は3日ぶりの茜を
抱きしめて
甘い甘い
キスをした


「俺も入ろっかなー」

「えっ、だ、ダメだよ」

「なんでぇな」

「せ、狭いし…恥ずかしい」

「クスッ(笑)
ほな我慢するわ。
ゆっくり入っておいで。
あ、いや
やっぱ
早う出てきて」


「(笑)
どっちやねん」


「あはは(笑)
どっちもや」


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