
好きにさせて
第13章 不通
スイッチのことは
気になるが
俺はもう
茜との甘い世界で
頭がいっぱいになり
その事にはもう触れないまま
夢中で舌を絡ませていた
「ぁっ……はっ…な、ん…」
茜の左足を
自分の太ももに乗せて
足を開かせ
キスをしながら
茜のズボンに手を入れると
茜はぎゅっと
俺の太ももを握る
「ここでするか?」
一応聞いてみたけど
茜の答えなんか
どうでもええ
せめて可愛がってる間は
ここでしたい
「電気…んっ…」
茜の言葉を遮るように
キスをして
下着の上から
秘部をなぞると
茜は俺に舌を侵されながら
身体をビクつかせた
スイッチ…か?
胸を触られながら
茜が足を開かされて
秘部をなぞられる様は
鼻血が出そうなほど
いやらしく
茜よりも
猛烈に
俺のスイッチが入っていた
「茜、変わって
こっち座れや」
「え…」
俺の代わりに
茜をソファに座らせ
ズボンを脱がせると
俺は茜の足元に座った
「尚…待って」
茜の足を開かせ
白く柔らかな内ももに触れると
たまらなくなって
一度むぎゅっと掴んだ後
俺はその内ももに
舌を這わせた
「あっ…ん…」
茜は
恥ずかしいのか
俺の頭を押すようにして
少し抵抗してたけど
下着を履いたままやからか
素直に
俺に可愛がられはじめた
腰を引っ張り
もっと足を広げさせ
下着と素肌の境目を舐めると
茜はももをヒクヒクさせて
俺の髪を握りしめるのが
たまらない
「…んっ…」
下着の際から
舌先を少しだけねじ込んだり
パジャマをずり上げて
胸を触ったり…
もどかしい刺激だけで
肝心なところには
触れないまま
愛撫を続けると
茜はモゾモゾと
腰を動かしはじめた
「これからやで」
そう言って
茜の下着を脱がせ
指先をわれめに添わせると
俺の指は
ヌルヌルと滑り
そこを隠そうとする
茜の指まで
濡らしてしまっていた
「尚、電気…」
俺が
足元で
そこをガン見してるからか
「消して…」
電気消して攻撃は
なかなかやまず
俺は仕方なく
照明を少し落とした
「暗くしたんやから
もう隠すなよ?」
「……うん」
