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好きにさせて

第13章 不通


「こんな感じでええか?」

「うん!ありがと」

笑顔で振り向く茜を
一度背中から抱きしめ
俺はソファに
深く座り直した

「こっち座れや」

足を広げたまま
茜を呼ぶと
茜は少し恥ずかしそうに
ちょこんと
俺の足の間に座った


「あぁ…やっと触れた…」


目の前の茜に
背中から腕を回し
気持ちええパジャマごと
茜を抱きすくめると

俺は
思わずそんな言葉を漏らした


「ほんま気持ちえぇ…」


俺は茜を抱きしめたまま
茜の髪に顔を埋め
腕や腹を好きなだけ撫で回すと
茜は
少しずつ
体重を俺に預けてきた


「腹…減ってないか?」


「……ん…」


それは
これ以上進んでも
かまへん
いうことや


それを聞いて
俺はパジャマの中に手を入れ
柔らかな肌を堪能しながら
もっと柔らかいところを目指し

遠慮なく
下着のホックを外して
その可愛らしく柔らかな胸を
手のひらで包むと

「あぁ…」

触ってる俺の方が
甘い声を上げた


相変わらず
声を我慢する茜は
おとなしく
俺の太ももを軽く握りながら
ただ身体をモゾモゾと動かし

俺の指先が
乳首に触れると
いつものように
身体をビクンとさせた

「気持ちえぇと
そうなるんか?」

耳元でそう囁くと
茜は顔だけ俺を振り返り

「スイッチ…入るみたい」

茜は
そう言って


俺に


キスをせがんだ



ように
見えた


「…ちゅ…」


スイッチて…なんやねん…

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