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蜜蜂オヤジ。

第23章 桜の蜜は…。

『なんだか、今夜はママもジイジモくたびれてるの?ねぇ!ジイジ!遊ぼうよぉ!』

カケルとの約束は
果たしてあげたかったが
70歳にして
さすがに1日4発は身体にこたえた…

『カケルぅ… ジイジも昨日まで風邪引いていたんだから、まだ本調子じゃないのよ… ねっ、お父さん。』
と桜さんが
助け船を出してくれた。

俺はカケルに明日こそは
遊ぶからと
謝ってリビングから寝室へ戻ろうとした

キッチンを抜けて
桜さんの横を通り抜けようとした時

『私とは夜も遊んでくださいね…。今…排卵期でムラムラしちゃうんですから…』
桜さんは
ヒソヒソ声で
俺に囁いた…。

俺はその晩に
何十年ぶりかの1日5発を体験した。


桜の蜜は
どんなにクタクタでも
俺の身体を逞しくそそり立たせてくれる
不思議な効能がある…。

桜さんが
その夜…
俺に
『お父さん…名前考えていてね。お父さん、前に娘がほしいっておっしゃってたじゃないですか…。』
そう俺の耳元で囁いて
おやすみのキスをしてくれた。

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