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きみの一閃で目覚めた恋心

第5章 ~正月のエピローグ~

この時の僕は、まだ知る由もなかった。

梅田神社の、おみくじの大凶の運勢が大当たりして、厄災が降りかかって過酷な運命が待ち受けている事に。

しかも、この1ヶ月後に僕だけじゃなく皆を巻き込む、史上最大の悲惨な事件という最悪の形で…。

そして、僕の大切な人達が…。

◇602号室・リビング◇

-信長視点-

「どこも、まだ正月番組ばかりだね」

「はい」

隼君と一緒に、小太郎さんの家から帰宅して順番に風呂に入り、リビングでソファーに座ってテレビを見ている。

「なぁ、隼君」

「何ですか?」

「愛してるよ」

「僕も愛してます」

俺と隼君は、口付け合う。

「隼君、シようぜ…///」

急に何だか、隼君とシたくなってきた。

「良いですよ、ベッドへ行きましょう」

俺と隼君のラブラブの日々は、これからもずっと続いていく。

ずっと、一緒に居れるように願いながら。

みんなも、ずっと仲良く平和に居れるように願いながら。
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