
僕ら× 1st.
第10章 修旅 --Khs,Ior,Mkt
「当ったり前じゃない!ショコラちゃん情報ほしいんでしょ?」
また、ショコラ?人間なのか?
速水、宮石以外にも気があるのか?
そのうち追求してやろう。
「……お前、俺に隠してることあるだろ?」
速水がキロッと睨みつけるが、小津は全く動じずに高圧的な態度を続ける。
「あるわよ。教えてほしいならグループに入りなさい」
「速水、小津に頭あがんないの?」
俺が口を挟むと、顎をくいっと上げて鬱陶しそうに目を細める。
その仕草が子どもっぽくて笑える。
「ばかやろ。いつもそんなエサに釣られる俺だと思うなよ?」
いつもは釣られてるんだ……。
「えー?そんなこと言うんだ。自由行動の日にショコラちゃんと合流させてあげようと思ったのに。ヨーダは嬉しくない?」
「俺?…ショコラちゃんって誰?」
「バカね。ショコラって言えば花野よ」
宮石がショコラ?
「そんなの知るかよ」
そりゃまあ、喧嘩腰の小津よりはいいかもしれない。
でも、速水と宮石と俺?
ま、他のヤツらもいるからいいか。
私服の宮石も見たいし……。
なんて思っていた俺に、小津が耳打ちする。
「乗ってよ。うまくいけば、奪えるかもよ?」
そんな甘言に俺が乗るかっ。
「聞こえてるよ…わかったよ。もう余ってる女子いないし……で、お前のペアは?」
あ、ホントだ。
もうグループができあがってる。
選択の自由を奪われた。
小津以外が、よかった。
あと、……。
「由奈ちゃん。今日、休んでるのよ」
それを聞いた速水は俺を見て、薄ら笑いを浮かべた。
ははっ、速水に襲いかかった災難の元凶は俺か……すまん。
また、ショコラ?人間なのか?
速水、宮石以外にも気があるのか?
そのうち追求してやろう。
「……お前、俺に隠してることあるだろ?」
速水がキロッと睨みつけるが、小津は全く動じずに高圧的な態度を続ける。
「あるわよ。教えてほしいならグループに入りなさい」
「速水、小津に頭あがんないの?」
俺が口を挟むと、顎をくいっと上げて鬱陶しそうに目を細める。
その仕草が子どもっぽくて笑える。
「ばかやろ。いつもそんなエサに釣られる俺だと思うなよ?」
いつもは釣られてるんだ……。
「えー?そんなこと言うんだ。自由行動の日にショコラちゃんと合流させてあげようと思ったのに。ヨーダは嬉しくない?」
「俺?…ショコラちゃんって誰?」
「バカね。ショコラって言えば花野よ」
宮石がショコラ?
「そんなの知るかよ」
そりゃまあ、喧嘩腰の小津よりはいいかもしれない。
でも、速水と宮石と俺?
ま、他のヤツらもいるからいいか。
私服の宮石も見たいし……。
なんて思っていた俺に、小津が耳打ちする。
「乗ってよ。うまくいけば、奪えるかもよ?」
そんな甘言に俺が乗るかっ。
「聞こえてるよ…わかったよ。もう余ってる女子いないし……で、お前のペアは?」
あ、ホントだ。
もうグループができあがってる。
選択の自由を奪われた。
小津以外が、よかった。
あと、……。
「由奈ちゃん。今日、休んでるのよ」
それを聞いた速水は俺を見て、薄ら笑いを浮かべた。
ははっ、速水に襲いかかった災難の元凶は俺か……すまん。
