無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

花野を押し倒し、キスしながら優しく触りだす。
上からそろそろとなぞると、花野がぴくっと反応する。

わかってたけど、男のあれがついてない身体。
確認を繰り返すように、その一筋を何度も何度も行ったり来たりした。

「花野ちゃんのこんなとこ俺、触っちゃった。柔らかいんだね」

少しずつ脚の力が抜けていく。

「侑生君っ、見ないでねっ」

上体を起こし、最後の1枚に手をかける。
ごくっと生唾を飲まずにはいられなくて。

それは、思い描いていた女のコの裸なんだけど、生身の彼女は今まで見た平坦なエロ画とは、全く違って。
何か、神々しささえ感じる。

「めっちゃキレイ。すっげ、可愛いよ」

胸とあそこを隠す彼女の手を、そっとつかんで脇へ。

「ホント？」

「ホントに決まってるだろ？想像以上に可愛くて俺、突っ走ってしまいそう」

片脚を手で押し上げると、不安そうに俺を見るから。
俺は精一杯の優しい笑顔で応える。

そして、顔を近づけていく……。

「嫌っ！そんなの嫌っ！」

脚の間にキスしようとして、必死の抵抗にあった。

「俺っ、花野ちゃんのココにキスしたい」

「嫌、嫌！そんなの恥ずかし過ぎる！お願い、やめてっ！きゃあっ！見えちゃう！嫌あ！」

顔を蹴られるかと思うくらい、脚をばたつかせてくる。

見えちゃうっつったって、ぼやっと暗くてはっきり見えねぇのに。

「…じゃあ、まだ見ない。けど触るよ」

焦らなくても、そのうちじっくり見ちゃうもんね。