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ぱられるわーるど 〜fromはっぴぃえんど⁈〜

第4章 きせき〜軌跡❷〜

*Mside*

本当は思いのままに翔を抱きたいけど、それで何かあってからでは遅い。
そんな俺の胸のうちが分かったのか、翔が俺を抱きしめてくれる。

翔「明日、病院で聞いてくるね。大丈夫って分かった時は、いっぱい愛して…」

「うん。我慢したぶん、沢山するから」

二人で見つめ合い、微笑みあった。

翔「エッチ我慢出来るなんて、潤、大人になったね」

「おう!翔と子どもの為だったら、何でもできる!!」

翔「頼もしいね〜」

本当、この状況で我慢した俺をもっと褒めてくれ!!

「よし、お風呂の準備してくるか」

翔「お風呂は一緒に入ろ?」

「いいけど、我慢できるかな〜」

翔「さっきの頼もしさはどこに⁈」

「やっぱり我慢は身体に毒だ。今から、先生に電話してみるってのは?いつでも連絡していいって言われてるんだろ」

翔「それは、身体に何かあったときだろ。エッチしても大丈夫ですか?なんて聞けるわけないだろ」

「俺が電話するから…」

翔「バカッ」

もちろんこの日は、エッチを我慢して、お互いの温もりを感じながら眠りについた。

その夜の夢は、翔に似た可愛い女の子が出てきて、「エッチはもう暫く我慢してね」と俺に頼んでいった。

眉毛がやけに立派なその子はきっと…

会えるまで、もう少し…



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