道о明日に繋がる光
第15章 *はる-02
どのくらい時間が
たったのだろう
一晩中 いや
昼過ぎまで
あたしたちわ
身体を重ねてた
この薬わ
ヤり終えると
激しいだるさと
嘔吐、頭痛に襲われる
そしてまた
違う薬に手を出し
気分をすっきりさせる
薬が効いてるときわ
ほんとに幸せだ
自分の中でわ
なにをしてても
嬉しくてたまらなくなる
だが 周りの人から見ると
恐ろしい
だらしなく口をあけ
よだれが垂れていることにも
気づかない
目わ瞳孔が開いてる状態で
瞬きもあまりしない
手足わピクピクと
痙攣していて
口調わ人それぞれだが
秀の場合 とてつもなく
荒いしゃべり方になる
少し気に入らないだけで
『ぶっ殺されてぇのかっ
あん?』
とか
『しばくぞ、この糞あま』
とか…
頬をぶたれて
赤く腫れ上がっている
この人わこあい…
だけど逃げるていう
考えはあたしにわない
秀から薬をもらう
あたしもいい気分になる
頭がぼぉーとして
ふわふわした気持ちになる