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道о明日に繋がる光

第5章 *颯汰



俺の過去
誰にも言えなかった思い


なんでだろう
彼女にだけわ
隠しきれないような気がして


[俺が高校生のとき]


母親わきれいで優しい
父親わ家族思い

兄貴わ…意外に頼れる?←

んま そんな家族4人で
仲良く暮らしてた


両親のことわ
誇りだったしいつか
俺もこんな家庭を持ちたいて
そう思ってた



あの日までわо



ある日
学校帰りに友達と
街中で遊んでたとき


後ろ姿が親父に似てる
男を見かけた


若い女と一緒だった
そんなはずないって
思ってたけど
信じきれなくて
後を追いかけた


その男わ
ラブホ街に姿を消した


その日わ諦めて家に帰った
母さんわいつもと変わらず
夕飯を作って
待っててくれた

「おかえりー」

優しい笑顔でо


親父わその夜
帰ってこなかった


朝起きて
キッチンに行くと
昨日のままのテーブル
待ちくたびれて
ソファで横たわる母さん


俺わ確信した
そして怒りを覚えた


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