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道о明日に繋がる光

第6章 温もり



眠くなったのか
布団をかぶり
煙草を吸う颯汰くん


どんな仕草も
可愛く見えて
ついつい見とれちゃう


『なにみてんだよー
そろそろ寝よか』


「う、うん」


そっと手を引いて
布団に引き込む


彼の腕にすっぽり
温かくて眠気がます


もうろうとした意識のなか
かすかに聞こえた


『雅 好きだよ』


そのまま
深い眠りについた

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