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道о明日に繋がる光

第9章 不安



久々の電話
もちろん颯汰くんでわない


「はるー」


『ちょっと雅
元気ないんぢゃない?』


「んー そんなこと
ないよん」


『バレてるつーの』


「まぢか(笑)」


あたし笑えてる
引きつってるかな


『うちにわなんでも
ちゃんと言いなさいよ
一人で抱えて 苦しんでんの
良くないでしょ?』


「でもさ だいぢょぶだから」


『なんのために
側にいんのよ 少しわ
頼りなさい』


「…うん はる
聞いてくれる?」


あたしわたくさん
話した颯汰くんに
言いたいことも
自分の気持ちも
押さえきれない不安も


全部 泣きながら
はるに伝えた


『んで 雅わちゃんと
颯汰さんに伝えたの?』


「なにを?…」


『好きだってことだよ』


「……」


『ばっかぢゃないの
ちゃんとゆってきな』


はる、ありがと
あたしほんと馬鹿だった


なにもわかってなかった
冗談なんかぢゃ
笑えないよね



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