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私と飼い主のはなし

第9章 夜のお散歩



時刻は午後10時。
現在、私の家の近くにある大きな公園に来ている。
ここはランニングコースとして利用している人も多いくらい大きい公園で、昼間は大人から小さい子供まで必ず何組かはいる。

だけどこの時間になると、すっかりひと気も無くなって聞こえるのは虫の音や少し離れた道路から聞こえるのは車の通る音。

数十メートルおきに設置された電灯がランニングコースとされている道を照らす。


ここが、今日の露出スポットだ。



今日、隼人さんから届いた命令は
この公園で全裸で一周することだった。
そしてルールがあって、
何があっても身体を隠してはいけないこと、決められたコースを歩くこと、それを破るとお仕置きがまっているらしい。


「隠してはいけないって…もし誰かがいたら…」


でも隼人さんの命令だから、
守らないと絶対だめだから…


もうすっかり私は隼人さんの信者のようになっていて
身につけている服を一枚ずつ脱いでベンチの上に置いていった

Tシャツを脱いで、ブラを外して、スカートを脱いで、そしてショーツを足から抜き取る。

あっという間に私は靴下と靴だけ身につけている状態になった。


(外でこんな裸になったの初めて…風が全身に当たってこんなの普段味わったことないよ…)


あと一つ、
鞄から犬や猫がするようなペット用の首輪を取り出して自分の首にはめる。
そして、ちゃんといまの自分の姿を写メに撮り隼人さんに送る

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