無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

薄い膜ごしに迸る飛沫。

葉川くんのﾓﾉが強く脈打ちながら暴れている。

私のﾅｶはそれをさらに締め付けて──最後まで搾り取ろうと貪欲だ。



「ﾊｧ…っ‥…ｹﾎｯ、ﾊｧ、ﾊｧ……」


「──ｯ…ぅ…」


「ぁぁ……」



まだ……出てる。

溜まっていたのかと思うと、それもそれで可愛い。



葉川くんはぐったりと脱力していた。ソファーの背もたれに肩肘をついて、私に被さったまま動かなかった。

大丈夫？

こんな時だけ年上ぶってみる私だけれど、出した声に力がない。

抱きついていた両手で、彼の背中をポンポンと叩いてみても…指先が痺れて上手く動かなかった。


「平気です……」

「──…」

「…僕、季里さんより若いので」


葉川くんが垂れていた頭を起こして、色気のある目で私を見る。

そして唇を重ねた。


それから暫く

私達はゆっくりと激しさを忘れて…

しかし切々な愛情を内側にたぎらせながら、互いに舌を絡め合った。









──…