無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「…先輩…大丈夫ですか？」

「…‥ﾊ ｧ‥…ｯ─ｶ、ﾊ‥‥！」

「先輩のここ……入り口、すごく厭らしい…──ほら、簡単 に……っ」

「…ア…！」

「指…入りました」

「……!! そ…いうの、…ﾊｧっ……やめ、て…。言わないで……ｧっ、くれない……!?」


舌が離れたと思ったら、今度は指──。

ねっとりとﾅｶを掻き混ぜられながら、私は最後の強がりで彼をいさめた。

でも効果はなさそう。

葉川くんは少し上擦った声で、笑いながら返してきた。


「嫌ですか？ でも " そういうの " でより興奮する女( ﾋﾄ )も…っ…多いですよ」

「私…は…違うの。‥‥ﾝ！…ﾊｧ、……ムードを壊されるのは…っ…嫌い、だわ」

「…ﾌﾌ、すみません」


こんなに蜜を溢れさせておきながら言う台詞でないことは重々承知。ムードだなんて…笑っちゃう。

話している途中にも、彼の指の出し入れに合わせてグチョグチョと粘着質な音がする。