『桜の咲く頃にまた君と』第8章「幸せな時間君と」　139ページ

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桜の咲く頃にまた君と

第8章幸せな時間君と

なるほどな

これだけ一緒に写真を撮って回っていると桜のテーマが分かってくる

多分自分が生きてきた軌跡だろう

昔の写真と桜が大きくなってから撮る写真

それは桜の成長によって見え方も変わってきてるはずだ

確かに面白そうだと思った

僕は桜が遊んでいた場所を写真を撮って回る

するとまた桜が僕の方にカメラを向けて写真を撮っている

またか…

なんで僕のことを撮っているんだろう

1回聞いてみたことがあるが

「春樹がかっこいいから写真撮りたいの」

と、はぐらかされた