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感じさせて

第1章 ―1―



“彼”は私の義兄だ。


1年前、義兄の妻である姉を私の不注意から事故にあい、意識のないまま今も入院している。



「今日、帰りにあや姉の所に行こう…」



鏡にうつる自分にそう呟いた。






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