テキストサイズ

大型犬との同居~Sequel Of Story~

第5章 ~仲直りの夜と深まる絆~

「小太郎さん
俺、犬尾大喜はこれからもずっと
あなたと一緒に、暮らしていく事を誓います」

俺も、小太郎さんを優しく抱き締める。

その後、俺達はちゃんと話し合う為にリビングへ向かった。

◇505号室・リビング◇

-小太郎視点-

「大喜君、これ」

「何ですか、これ?」

僕は、高飛君達に渡された100万円が入った1つの封筒を、大喜君に差し出す。

「えっ、何すかこの札束は!?」

封筒の中身の札束を見て、驚きながら僕を見る大喜君。

「昨日、大喜君も知ってのとおり
漆黒のラーメン屋で、高飛君達と会っててその時に渡されたんだ」

僕は、そこから順を追って大喜君に説明した。

昨日の夕方頃、梅田書店で偶然に高飛君達と会った事。

3人から、僕に大喜君の事で話があって僕もあの3人の事を知りたくて、お互いに話を聞く為。

一緒に、高飛君が働いてる漆黒のラーメン屋で、御飯を食べる事になってその時にその封筒を渡された事。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ