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WーWING

第7章 二人だけ

 優雅は、カバンからサイコロを出した。


「なんで、そんなの持ってんの?」


「違うよ、中にキャラメルが入ってるやつだよ。いいか、これを振るから、奇数が出たらお前が攻める。偶数が出たら俺が攻める。いいか?」


 いいかと聞かれても、答えの選択肢は、いいよしかない。


 優雅はサイコロを振った。


「5」


 奇数だ。


 優雅は四つん這いになり、自分の尻を、両手で拡げた。


「よっしゃ、こーいっ!!」


 隼斗はどうしていいかわからなかった。


 あの*に入れるのか?


 そもそも入るのか?


 とりあえず、押し当ててみる。


「ん……ぐ……入らないよ」


「ひろげろーっ!!」


「どうやって!?」


「とりあえず親指」


「マジで!?」


 言われた通り、隼斗は優雅の尻の穴に親指を押し入れた。


 指が少し入った。


「んみっ!!」


 変わった声が出た。

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