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WーWING

第9章 偽りの愛の果て

「よっしゃ!! ぶっこんだぜ隼斗!!」


 だが突然……


『ブビビビビビビビ、ブピ』


 強烈な大逆流。


 優雅は茶色いシャワーを浴びた。


 隼斗は、あわてて振り向いた。


「うわわわ……優雅、ごめんなさい」


「……先に拡張してるから、締まりが悪かったんだな。てか、スカトロはステップに入ってないぞ」


 優雅は念入りにシャワーを浴びた後、即座にトイレにかけ込んだ。


 隼斗はお詫びに、風呂掃除をしていた。




 いよいよ、二人の最終試練が始まる。


 迷いはない。


 優雅の部屋で向かい合う二人。


 なぜか、自然にキスが出来た。


 これは、もう何度もやっていること。


 スムーズに行える。


 不細工二人の熱い接吻。


 そこに、深い愛はまだない。



 そして……雄叫びを上げながら、お互いがお互いの中で放出した。


 温かいホワイトソースの交換式は終わった。




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