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WーWING

第3章 俺達、WーWING

 女作り隊。


 ナイナイボーイズ


 デブと唇


 ハゲともじゃ





「隼斗……どれも嫌だぞ」


「う〜ん」


 なかなか、いい案が浮かばない。


 ふと、お互いがお互いの名札に目を向けた。


「んん?」


 名前に1つの共通点がある。


「俺の名前が羽佐間」


「僕は相羽」


 二人の名字には、「羽」がついていた。


「そうだ!」と隼斗が書き出した。


 そして、書き出した文字は……。




 WーWING





「おおっ!! 横文字出たな!!」


 優雅のテンションが上がる。


「二人で羽ばたこうってことで、2つの羽。WーWING。僕ら二人のコンビ名だ」


「よっしゃ!! やるぜ相棒、お互いの真のパートナー見つけようぜ」


「もちろん!!」


 すでに5時限目が始まっていた。













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