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WーWING

第7章 二人だけ

 風呂は自動でお湯が溜められるため、温度だけを設定し、ボタンを押すだけ。


 お湯が溜まる間、見て、研究するのがアレである。


 黒くて太くて長いものが、白い尻の割れ目に吸い込まれていくのが、モザイク越しにわかる。


「これって……ケツにぶちこんでるの?」


「他にどこにぶちこむんだ? 外人だからって穴は2つもないぞ……あ、フタナリならわかるけどよ」


「フタナリってなに?」


「両性具有ってやつ。1つの体にチ○コとオ○コがあると思えばいい」


「マジで!? そんなのいるの?」


「知らねぇ、会ったことない」


 会える方が奇跡だ。


 約30分ほど、外人男性のセックスを見たWーWINGの二人。


 隼斗も苦い顔を見せながら、ジッと映像を見ていた。


「ヤベ……」と優雅が股間を押さえる。


「えっ!? どうしたの?」


「勃起した……」


「はぁ?」


「チ○コ、立ってきた」


「っ!!」


 隼斗に戦慄が走る。


 ずっと眺めていたためか、精神的な変化が現れたのだろうか?


『ピンピロリーン』


 お湯が溜まったようだ。

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