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雪に咲く花

第14章 [番外編]誤解から始まる恋

自分が子供の頃、親をなくして施設育ちであること,
こんな顔をしているが、子供が好きなこと、
施設にいる子供たちを守りたいために、保育士になりたいこと、
歩は黙ってきいていたが、話終わった後笑って言った。
「凄いですね。先輩は……」
「えっ?俺が……?」
「だってそれだけ子供たちを大切にしているってことでしょ?しかも、将来のこともしっかり考えて大人ですよ。」
てっきり、驚かれると思っていたのに意外な言葉だった。
こういったことを言われるのは初めてだ。
この話をしたとき、笑って馬鹿にした雪斗とは大違いだな。
改めて、こいつに惚れ直してしまったよ。

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