テキストサイズ

雪に咲く花

第14章 [番外編]誤解から始まる恋

俺は、思わず歩を抱きしめていた。
「先輩……!?」
「お前が好きだ。離したくない」
俺は、歩の白い肌とくっきりした瞳、長い睫毛をみつめると、彼のピンク色の唇をふさいだ。
歩も俺の行為を受け入れてくれたようだ。
キスの味はスイーツより甘く、ほんのり酸っぱい味がした。

誤解によって、一度は諦めかけた恋だったが、歩との時間はこれから始まるのだ。

俺たちの物語はまだ、スタートラインの段階だ。

俺の話、聞いてくれたやつ、長いことサンキューな!

また、いつか話するかも知れないけど、良かったらそのときも聞いてくれよな。

じゃあな♪あばよ!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ