kiss & cry
第12章 xJ 浴衣で愛されて
J「誰が来てるかはみてのお楽しみだけどね、
ヒントは同業者。
仕事のことでお悩みなんだってさ。」
N「・・・ふぅん?」
J「だからさ、にのちゃんもしっかり
アドバイスしてあげてよ?
俺の仕事って偏ってるからさー(笑)」
・・・まぁ、拘束とか玩具とか無理やりとか?
激しめなのばっかりだもんね←
J「ゲストにも一緒に飲んでるのが
にのだってこと、教えてないからさ♡
先入って驚かせてやってよ」
N「えー・・・?」
J「ほら、ついたよ。呼び鈴押して?」
潤くんに促され、渋々ドア横のブザーを押した。
部屋の中から足音が近づいてきて
ガチャ、とすぐに扉が開けてもらえた。
N「、!…あ。」
A「あ・・・・!」
中から出てきたのは相葉くんだった。
J「雅紀おまたせ〜。
一緒に飲んでたかわい子ちゃん♡
連れてきたよ♡」
N「はぁあ?!」
J「とりあえず中入れてね♡」
N「ぅわ、ちょ!押すな押すな押すな! 」
グイグイと無理やり部屋の中に押し込まれ、
窓際のテーブルセットに座らされた。
ふと振り返ると相葉くんは
まだ入口の所にいて、
気まずそうに立ち尽くしている。
A「あ、潤、あのさ・・・」
J「まぁ雅紀も座んなよ、
とりあえず乾杯しようぜ?」
ベッドの横にある冷蔵庫の中を
物色しながら、潤くんは有無を言わせず
俺の前の椅子に、と促した。
そう言われても・・・と
相葉くんはたったまま。
もう会わないと言っていた俺の登場に
困惑してるみたい。
N「・・・座って?相葉くん。」
A「あ、・・・はぃ。」
俺からのお願いにようやく動き出した相葉くん。
J「はい、じゃあ乾杯しよ。」
3人分の缶ビールを持ってきた潤くんの
乾杯!の発声で、なんとも不思議な
"お悩み相談会"が開始となった。
浴衣で愛されて*撮了