kiss & cry
第5章 x A 大学生カップルの甘々エッチ
今日の設定は、
付き合いたての大学生ゲイカップル。
はじめて相葉くんの家に招かれて、
いい雰囲気になって、
イチャイチャして…みたいな。
O「それじゃ、まわすよー?よーい‥っ!」
カチンっ
ガチャ、
N「…おじゃましまーす。」
A「どーぞどーぞ、あ、そこ座ってー? 」
お部屋のセットの中、
ふかふかのソファに腰を沈め、
コーヒーを淹れる相葉くんの背中を見つめる。
A「はい、コーヒー…と、甘いの食べられる?」
N「甘いの……あ、ケーキ?」
A「ふふ、俺甘いもの好きなんだー。
スイーツ男子ってやつ。 」
一緒に食べよ?って俺の前に置かれた
ツヤツヤのチョコレートケーキ。
N「ありがと……いただきます。」
甘いケーキと香りのいいコーヒー。
新鮮だなぁこういう撮影…。
いつもならもうここら辺で押し倒されたり
乱暴されたり咥えさせられたり
×××されたり、%$€☆*だったり・・・←
あら、こうやって考えると
普段俺ってかなりぞんざいに扱われてない?
A「…かず? 」
N「っんひゃい!」
変なこと考えてたら声裏返っちゃった…
A「んふふ、緊張してる?」
ふわっと俺の頬に手を添えて
優しく微笑む相葉くん。
いまさりげなく"かず"って…
下の名前教えたっけ?
…って、いかんいかん!
さっき、"初めてだからよろしく"って
言われたばっかりなのに!
集中集中…!
N「っいや、少し考え事し、っん…!」
キレイな顔が、フッと近づいてきたと思ったら、
話している最中の口唇を塞がれた。
そして、軽く触れただけで離れていく。
A「ふふふ・・・、考え事?
俺のことだけ思っててよ。」
あまーーーい!←
N「あ、相葉くん・・・」
A「マサキ。」
N「え? 」
俺の両頬を大きな手で包み込んで、
また相葉くんの顔が徐々に近づいてくる。
その口唇が、今度は重ねられることなく
俺の耳元に寄せられ吐息がかかった。
A「2人の時は"マサキ"だろ? 」
俺様な相葉くんの台詞に、甘く脳が痺れた。