kiss & cry
第6章 x J メイドな男の娘
その後、抜かずの第2ラウンドに持ち込み、
いいだけお互いの体を求めあったが、
湧き上がる射精感と
快感を貪り続ける火照ったカラダは
治ることがなく、
撮影ということも忘れてひたすら潤くんを求め続けた。
ナカにだし、口に出し、顔に出し、
潤くんから出るものがなくなっても
なお、俺は満足できず、
媚薬の恐ろしさを知ったのだった。
(主に潤くんが)
O「はい、お疲れさん。立てる?」
N「・・・むり。 」
撮影後、ミネラルウォーターを差し出してきた
大野監督に恨めしくジトリと視線を送った。
この前の"誘拐"の比じゃないよ。
もう満身創痍。
指先すら動かしたくない。
媚薬を使った反動なのか、
全身ダルいし、ふわふわするし
喘ぎ過ぎて喉はガラガラだ。
もっとも、今回は俺だけじゃなく
潤くんも抜け殻と化しているけれど・・・。
O「今回はアレだな。
"これこそ大野作品!"とかレビューきそうだな。」
どーでもいい。
O「てゆうかさ、もっとニノのパンツゆっくり!
俺としてはこぅ、舐めるような手つきで
パンツをおろしてほしかったんだけどさぁ、」
どーーーーーでもいい。
N「もう媚薬はコリゴリ・・・ 」
J「俺も・・・」
細かすぎて伝わらないダメ出しを背中でききながら
俺と潤くんはドロドロのカラダのまま
しばしの休憩をとるべく瞼を閉じた。
メイドな男の娘*撮了!