kiss & cry
第7章 x A 完全プライベート映像
A「ごめんごめん、ちょっと詰めてね?」
N「あ、はいはい…って、え?」
もぞもぞと俺の横に移動してきた彼に
言われるがままに場所をあけて、
ふと気づいた。
N「…あ、相葉くん?」
A「なに?」
なに?って・・・
N「…その、一緒に…寝るの? 」
A「………うん?」
いやいやいやいや…!
N「んっと…俺ソファーで寝るよ?」
A「ダメ。体痛くなっちゃう。
ベッドの方がちゃんと眠れるでしょ?」
大の男がふたり同じベッドの上。
しかもその相手が相葉くんだなんて、
その方がよっぽど眠れないんですけど!!
A「それにほら、くっついて寝たほうが
あったかいじゃん♡」
N「っぅあ、!」
ぎゅっと、
横から抱きつかれたのかタックルされたのか
俺の体はまたふかふかの布団に沈められた。