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第3章 25歳の私









「はぁっ?!」








真昼間の表参道のイタリアン・・・・。







私の前で呆れた声を出すのは親友の美佳。








「そんな顔しないでよ――・・・・、真面目に言ってるんだから!!!」







私は少し前屈みになって小声で言う。







美佳はそんなの関係ないって顔で、









「バッカじゃやないの???だから言ったのよ!私は最初から反対したでしょッ???」








そうなんだけど~ッ(笑)(笑)








「仕方ないじゃない~ッ・・・もうしちゃったんだから!!!」








私が泣きつくように言うと美佳はタバコに火をつけ私に対して冷たい目。








うっ・・・そんな顔しないでってばぁ―・・・・









「あんな奴と結婚するから!!・・・・絶対後悔するって言ったじゃない!」









・・・・・・。









「さっさと離婚離婚!!結婚生活続ける意味が分からないッ!!」









うっ・・・










「だって、離婚する理由が見当たらない~ッ!!!」












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