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第14章 犯罪者








涼君と夕飯を食べた2日後。







私はまた銀座を訪れた。







時間はこの前と同じ13時。









少し早く着いてしまった私はビル近くのコンビニで雑誌を立ち読み。










旦那さんからは相変わらず何も連絡はなかった。










もう2週間以上連絡も取っていない。










リアルに私達形だけの夫婦だな。









手に取って見ていたのはファッション雑誌。









・・・・・。







嘗て私がメインで出ていた雑誌だった・・・・。









はぁ・・・・。








もう仕事をしなくなって2年か・・・・。









また・・・働きたいな・・・・。









パタンと雑誌を閉じ元の場所に戻した。









時計を見ると・・・もう10分前か・・・・。








コンビニを出てあのビルに向かった。










ビルに入ってエレベーターのボタンを押すと・・・・。










「おーーーーい!!」









えっ?!








この声ッ・・・。










振り返ると・・・・。









「俊也ッ・・・!!!」











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