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第15章 これからの事




美佳と私は親友。




彼女にも両親は・・・・





いない。





お兄さんが居るのはちょっと違うけど・・・。






美佳とお兄さんは小さい頃から親の虐待を受け施設で育った。






高校で出逢い直ぐに仲良くなった私達は親が居ないという同じ境遇から更に仲良くなった。





美佳は今ファッション誌の編集で働いていて、その雑誌は正に私がメインで出ていた雑誌。





「結城さぁ、また仕事する気ある~ッ??」





美佳は部屋を片しながら言った。





「仕事?・・・・あー、でも今後の事を考えたらしないとだよね・・・・。」





でも働きたかったし・・・・。






「仕事~・・・・、うちでまたやらない?」






・・・・・・。







「えっ??だって今他の子起用してるでしょ?」







美佳は手を休め・・・・。






「あの子はダメダメッッ!ワガママだしぃ、売上下がったしねッッ・・・・編集長からもアンタが復帰できないかずっと言われてたの~ッ(笑)」






えっっ・・・・・。






「嘘ッ・・・・・。私ッッ・・・・戻れる場所なんてないかと思ってたッッ//////」






美佳はニカッと笑って・・・・・。







「戻るなら早速来月仕事あるから早く怪我治しなさいッッ(笑)(笑)」







うっ・・・・・







嘘ッ・・・・・!(笑)










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