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第15章 これからの事






その日は直ぐに警察が来て自宅内を家宅捜査。





段ボール10箱位を押収し帰っていった。






私と美佳は私の荷物をまとめ、荷造り開始。






「荷物、洋服とかだけでいいの?」






美佳は私のクローゼットから服や靴を出し言った。






「うん、自分の物だけで良い(笑)変に引きずりたくないし・・・。」







「じゃ、これは?(笑)」






美佳が持って指差したのはずっと棚の上に飾ってあった・・・・。






あの、珊瑚だ。






「これずーっと持ってるよね?(笑)」







私はそれを受け取って裏を見た。








「これは・・・・きっと母の形見だから(笑)・・・・持っていきたい(笑)」







そう、唯一の・・・・・。







私の家族の思い出。









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