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第4章 俊也の気持ち






車で30分も走らない内に着いたのは・・・・。






銀座。






「銀座???」







私が窓から外を眺めて言うと俊也はハンドルを操作して大きなビルの脇の駐車場にそのまま入って行った。







・・・・・・。







「ここって・・・・何???」








俊也の顔を見ても俊也は何も言わない。








地下の駐車場に入るとそこには高そうな車がビッシリ・・・・。








なに・・・???






ここ・・・。








車が止まると俊也はハンドルに顔を付けて何も言わない。








??????








「俊也???」









私が言うと俊也はゆっくり顔を上げて・・・私を見た。










「・・・結城・・・・」








?????







「どうしたの???」








「・・・明日逢ってって・・・約束・・・・忘れるなよ???」








・・・・・・。







「う・・・うん・・・・」









なんだろう・・・。








俊也は私の返事を聞くと少し笑って車を降りた。







私も急いで車を降りる。











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