 
Secret
第4章 俊也の気持ち
ここ・・・なんなんだろう。
俊也は私の先をどんどん歩き鉄の扉を開け・・・・。
「早く来いよ(笑)」
??????
慌ててその後を追いかけて行く・・・・。
扉の向こうはいたって普通のビルのロビー・・・・。
2つあるエレベーターのボタンを押す俊也は少し強張った顔をして何も言わない。
「ねぇ・・・ここ・・・・何???」
私がそう言っても俊也は何も言わない。
ポーーンと・・・エレベーターが到着して・・・・扉が開くと俊也は私の手を引っ張って中に入れた。
「俊也???」
俊也は乗る事は無く・・・・中のボタンの・・・10階を押し・・・・。
「大丈夫・・・(笑)」
え・・・????
そう言って・・・・
閉・・・を押し・・・・・。
「俊也ッ?!」
俊也はそのまま下を向いてしまって・・・・扉が閉まった。
・・・・・・・。
え・・・・。
ぇえええっ?!
 
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