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第24章 スクープ






あのデートの日から2日後・・。






私はクラブに電話をし・・・予約を取った。





今日は久々のクラブだった。






美佳はいつもの様に朝から出掛けて行き・・・







私は化粧をし着替えをしていた。







すると・・・カウンターに置いてあった携帯が鳴り響く。








美佳だ・・・・。






どうしたんだろう・・・。







「もしもし??(笑)」








『結城ッ??・・・まだ家?』






・・・・・。






「うん・・・なに??どうしたの?」







『直ぐテレビ付けて!ニュース番組!』






え・・・・???






また三木の何かか??・・・そう思った・・・。






でも・・・






そうじゃなかった・・。








『復帰直後の橘結城さんが新たな恋人出現』







・・・・・・・・・。






携帯を落としそうになり・・・






そのままその場に座り込んだ。







『結城ッ??・・・聞いてる?見たッ??』








テレビの中には・・・私と・・・・一緒に写る・・・







涼の姿。







涼は顔が隠されてて・・・






でもあの・・大洗に行ったときの写真だった。








『何とお相手はモデルさんではないかという噂ですが・・・橘さん自身は今は何処にも所属が無い為専属をしている雑誌の編集部に確認したところ・・・・』








なんで???






『結城??・・・ねぇ!しっかりしてってば!!』






「美佳・・・どうしよう・・・・」







どうしよう・・。





涼・・・。






『あんた何泣きそうになってんのよ!!』






だって・・・。






『さっき一樹さんから電話が来てね・・・涼君がバレたらマジでまずいから・・・』






・・・・・・・。






『涼君は知らないで通すからって!!』






・・・・・・・。






「でも・・・でも・・・・」







『いい?・・・アンタがしっかりしてくんないとこの恋はダメになるからね!』







だって・・・・!!!







どうしたらっ・・・・・







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