
Secret
第25章 逢いたい
・・・・・・。
なんか・・・
凄いお洒落な店だな・・・。
代官山の裏道の方にある緑に囲まれた大きな建物。
その2階の庭園が見える個室に・・・私はいた。
淳君はノンアルコールのカクテルを頼んでくれて私の前で一服。
「涼にまだ連れて来てもらってない?」
・・・・・え・・・・・。
一回頷くと・・・・
「へぇー・・(笑)ここよく俺の弟とか一樹も使うんだ!その内行こうって言われるよ(笑)」
まぁ・・・確かに素敵な店だし・・・。
でも高そう・・・。
美味しそうなパスタとスープとサラダが運ばれてきて・・・
淳君はピザを食べながら庭園を眺めた。
「庭の花枯れてるし(笑)」
え・・・・(笑)
目がいいのっ・・・・???(笑)
私は外を眺め・・・
「十分綺麗じゃない???(笑)」
淳君は笑って・・・
「そう?(笑)」
??????
ただの細かい超絶目がいい男なのかと思った・・・(笑)
でもその真相は・・・。
「淳さん、こんにちは・・・(笑)今日は珍しいですね?」
お店のマネージャーさんがわざわざ挨拶に来てくれた。
「告げ口しないでね~ッ(笑)」
と、淳君は笑って言う。
って、誰にだよッッ!!
・・・・・・・。
やっぱり凛さんも一緒に来ていたのかな。
「マネージャー・・・・。庭園の花・・・・、」
淳君がそう言うと・・・・。
「(笑)・・・申し訳ありません、直ぐに手入れしますね・・・。」
「すいません、お願いします・・・・」
何々ッ?(笑)この感じッッ(笑)
