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第25章 逢いたい






涼は食事を済ませて・・・






タバコに火をつけた・・・。






・・・・沖縄の仕事って・・・・。





私はカウンター席で涼の方を見ながら口を動かした・・・。






「美味い???(笑)」






うんうん・・・って頷き・・・・






「ね・・・さっきの沖縄の話って・・・・」






お肉を飲み込み言うと・・・






涼は笑って煙草の灰を落としながら話し出した・・・。







「んー・・・っとね・・(笑)こっちに来る前俺と淳沖縄で働いてたんだけど~ッ・・・・」






「そうなのっ?!」






「そうそう(笑)でもー・・その店がすぐに潰れてさ、意外とその仕事が楽しくってー・・・」







・・・・・。






「今ね、・・・・高校時代の同級生の半次って男が石垣に居るんだけどそいつが他の奴いっぱい雇ってー・・本島以外の島でダイビングショップやってるんだ(笑)」






は・・・半次って・・・(笑)






なんか江戸時代の人みたい(笑)






「お店やってるって・・・その人が経営してるのッ???」






涼は笑って・・・・






「経営者はー・・・俺と淳(笑)」






????????






俺と・・・淳ッ????






「え・・・お店を持ってるって事???」






「(笑)そう、小さいけど会社にしててさー・・他にもいろいろやってるよ???」






ぇえっ・・・





あ・・・。





そう言えば・・・淳君が前に言ってたっけ・・・。







「んー・・なんか前に淳君から色々言われたけど(笑)・・・よくわかんないかも(笑)」






私に経営とかの話は難しい(笑)






涼は笑って・・・私の頭を撫でた・・・。






「お前はそれでいいよ(笑)・・・一緒に沖縄来るなら・・・話しておいた方が良いかなって思ってた・・・」






そう言って煙草を消し・・・。








笑った・・・。









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