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第6章 女が戻った日
涼said
オフィスに戻って自分のデスクのPCの電源を落とし・・・・。
斜め前のデスクに居た淳の方を見た。
「淳、俺もう上がるわ!」
そう言うと淳はキーボードを打つ指を一回止め俺の方を見た。
「あの子?」
そう言った。
「あーーー・・まぁそうだな!!オフィスの鍵宜しく!!」
そう言ってカバンを持って車の鍵を持つと・・・。
「涼ーーー、あの子入るの???」
・・・・・・。
あの子が待つロビーに繋がる扉の方に向かいながら淳の方を見ると淳はニカッと笑った。
「いや、・・・ここの話は何もしてねーし・・・・。」
俺が言うと・・・・。
「入るなら俺も仲間に入れろーーーー(笑)」
はっ???
コイツマジで言ってるの?(笑)
「お前・・・・、昔の事根に持ってんの?(笑)」
俺が言うと淳はまた笑って・・・・。
「俺!!結構執念深いみたいッ!!(笑)」
・・・・・(笑)
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