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第6章 女が戻った日







結城said





銀座のビルを出て15分くらい・・・・行き先も分からないまま私は涼君の車の助手席に乗っている・・・・。






って!!!







知り合って直ぐに車に乗るとかッ・・・私大丈夫ッ???









今更そんな事を想う。









チラッと運転をしている涼君を見ると・・涼君も私の方を見て・・・・。








「結城ちゃん家何処???(笑)」







あ・・・・。







「あ、・・・えっとー・・白金台・・・・。」








「へぇーー、良いとこ住んでるじゃん(笑)早く帰らないで平気???」







「えっと・・・・」









ここで直ぐに私結婚していて、旦那さんがいるけど今は出張中なんですっ!!って言わないところが私ってシタタカ????って思う。








「旦那さん帰り遅いの???」








うっ・・・







知ってるし・・・・(笑)









「あのね、・・・今出張中だから家にはいないの・・・・。」








私が言うと涼君は少し笑って・・・・









「そっか!!じゃー~、少しドライブしながら帰ろうか(笑)」










イケメンと・・・・。








ドライブッ!!!!










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