Secret
第28章 もう一つの真実
でもそんな事をアイツが一人でやったなんて言えんッ!!!!
だって、・・・それは・・・。
不器用なあの祐司の・・・・俺への餞別だったから。
俺もそれに加担したのと同じこと。
結城は俺を卑怯だと思うだろう・・・・。
はぁ・・・。
てか!!!
こんなのバカみたいにマジで言う事なかったッ????
黙ってりゃ、・・・・バレなかったッ?!
チラッと結城を見ると・・・・結城は俺の手を触ったまま・・・・・。
「涼・・・・???」
・・・・・・・。
結城は首を傾げ・・・・。
「それ・・・・涼は・・・・ずっと知ってたの????」
・・・・・・・。
「え・・・・っとぉー・・・・・・」
「なんか、・・・あの日・・・。私が俊也に連れて来られた日・・・・・。」
??????
「ゆうちゃ・・・祐ちゃんが来るはずだったけど涼が来て、・・・涼・・・・確か・・・・」
・・・・・・・。
「俊也と高校からの知り合いって・・・・知らなかったり・・・・・」
はっ!!!!
あーーーっ・・・やっべ・・・・・。
確かに俺・・・・。
そんな事言ったッ!!(笑)
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