
Deep Night《R18版》
第2章 No.217
水でも溢したかのようにシーツを濡らすニーナは秘部を痙攣させながら未だに咥え込んでいる機具をヌプリと吐き出す。
立て続けに絶頂を迎えただけでも十分な程の快楽にぐったりとする。帳は抜け落ちた機具を取り電源を落とした。
「あと1回だ」
「もお……やだ」
「だったら時間まで寝てろ」
「……うん」
どこか残念そうな顔で頷くニーナにフッと笑って動きを止めた機具を秘部に擦り付ける。
敏感になっているせいか大袈裟に身体を跳ねさせると「帳」とニーナは潤んだ瞳を揺らしながらまだ水音のする秘部を隠すように手で覆う。
「イカせてくれって面してんじゃねぇか」
「もうダメ、股がじんじんするの」
「その割にはヒクつかせて待ち構えてんじゃねぇかよ。手ぇ退けて見せてみろよ」
「やだ」
「ニーナ、俺に気持ちよくしてもらいてぇんだろ?だったら見せろ」
「……っやだ」
「これ逃したら暫く練習ねぇからな」
「………ん」
少しだけ落ち着きを取り戻した秘部にニーナはそろりと手を退かす。練習がなくなれば帳に会えなくなると理解してその快楽に手を伸ばす。
「帳は入らないの?」
「あと2年したらな」
苦笑いしながら機具を躊躇うことなく突き刺すと爪先を振り上げだらしなく開脚して秘部を見せ付けるように上下に揺らした。
呆気なくも直ぐに訪れた絶頂にニーナは微睡む意識の中で帳の言葉をしっかりと聞き遂げる。
