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Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第9章 保健室の続き①

しかし、こうも考えられる。


当時の如月といえば
僕と目が合った程度で
恥ずかしがる初々しさがあった。


ああいった行為も初めてのことで
恐怖で怯え、萎縮してしまい
声を荒らげられなかったのかもしれない。


いずれにしても僕は教師という立場で
生徒である如月の胸を弄んだ。


「先生……」

「如月……あの……保健室で僕が……」


今更だが、謝ってしまおう。


ここで許しを得なければ
好きでもない晴子と結婚した僕が
報われない。


「10年前の続きをしてもらいに来ました」

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