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Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第13章 私……女優よ?①

「“生まれ変わったら一緒になろう。
僕が必ず理彩子を見付け出すから”」

「”そんなの別れ際の常套手段じゃない!
もういい!晴樹には期待しないから!“」


理彩子は迫真の演技さながら
脚本通りに俺の部屋を出て行こうとする。


「”待て。理彩子とは綺麗に別れたいんだ“」


俺も俺で脚本通りに
理彩子の手首を掴み、引き留める。


「”別れに綺麗も汚いもない!
もう私に関わらないで!離して!“」


泣いている理彩子を……


えぇッッ!?


ガチ泣きッ!?

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