テキストサイズ

Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第13章 私……女優よ?①

だから……つい……


「ごめん……理彩子……」


台詞ではない言葉を口にするどころか
掴んでいる手を引き
抱き寄せてしまった。


本来の脚本であれば
このまま理彩子が部屋を出ていき
後日、偶然再会した二人が
男の部屋の玄関先で愛し合う。


「晴樹先輩……」

「あ……ごめん」


抱き寄せてしまった理彩子の身体を
離そうとするが
腰に両手を回されてしまった。


「二人が再会したシーンの
演技指導をお願いします」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ